適度な間食は健康にも良いとされており、身体への悪影響は少ないです。
ただ、間食で利用するお菓子についてはいくつか注意が必要です。
少量では問題にならなくても、毎日継続的に摂るには好ましくないものも存在します。
今回は注意すべき添加物について触れてみたいと思います。
人工香料、甘味料、着色料
お菓子のパッケージの表示を見ると、成分表が掲載されていますよね。
このとき、人工香料、甘味料、着色料の記載があるものが多いですよね。
このような人工添加物は発がん性や毒性、アトピー性皮膚炎やアレルギー疾患の原因になる成分が含まれていることがあって、身体に良い影響を及ぼしません。
しかし、ちょっと取り入れたからと言ってすぐに悪影響がある訳ではありません。沢山摂りすぎないようにすることが賢明です。少し取る分には問題なくても、毎日、となると影響があるかもしれません。
上白糖
甘いお菓子にはお砂糖が入っています。チョコレートの甘さもお砂糖です。
お砂糖と一言で言っても種類は色々あり、上白糖は加工されたものです。
体温を下げてしまったり、お肌や血管を劣化させるなど、身体への悪影響があるとも言われています。同じ糖分でもキビ糖や黒糖などを利用したものの方が体には良いと言えます。
上白糖は一番甘味があり、美味しいのですが、身体への美味しさも考えて、キビ糖や黒糖を使っているものを意識的に選んでみても良いかもしれません。
グルタミン酸ナトリウム
グルタミン酸ナトリウムという表記をせず「調味料(アミノ酸)」となっていることもあります。
緑内障の原因になる可能性や、発がん性物質の発生の可能性があると言われています。大量に摂取するとしびれやめまい、頭痛などの症状が出ることもあって「中華料理症候群」と言われています。
昆布や鰹節等に含まれるうまみ成分がグルタミン酸ナトリウムですが、天然だからといっても大量摂取すると身体に不調をきたすこともあります。天然、人工に限らず過剰摂取には注意が必要ということです。
トランス脂肪酸
トランス脂肪酸はお菓子の表示にそのように記載はされていません。ショートニングやマーガリン、ファットスプレッドといったような油脂性食品に多く含まれます。
菓子パンやチョコレート、アイスクリームなどの菓子類には大抵このような油脂性食品が使われています。
トランス脂肪酸の怖さは免疫機能を低下させた結果アトピー性皮膚炎やアレルギー体質になりやすいこと、心臓疾患を起こしやすいこと、認知症やアルツハイマーになりやすいといったことにあります。
パンに塗るマーガリンの量などはたかだか知れているのでさほど神経質になる必要はありませんが、お菓子にはその何倍もの量が使われているので控えたほうが良いでしょう。
実際に、健康先進国のアメリカでは、トランス脂肪酸に対する規制は日本より厳しくなっています。日本でも将来的には規制されるかもしれません。
遺伝子組み換え
遺伝子組み換えとは、自然界で通常起こらない遺伝子操作を人的に行うもので、予測不能な大きな問題が起きる可能性があるとされています。 胎児への悪影響や、癌やアトピー性皮膚炎を発症しやすいと言われています。日本では商用に栽培されていませんが、海外からはとうもろこし、大豆、菜種、綿実、じゃがいも、てんさい、アルファルファ、パパイヤが輸入されています。主に流通しているのは、とうもろこし、大豆、菜種です。
スナック菓子などは遺伝子組み換えのとうもろこしを使用したものも多くあります。
表示に「遺伝子組み換えでない」と記載されていないものは遺伝子組み換え食品の可能性があると考えたほうが良いでしょう。
一切遺伝子組み換え食品を食べてはいけないとは言いませんが、正しい知識を習得し、そういった食品を使用しているお菓子は食べないほうが望ましいです。
食品添加物や人工的に手を加えられた食品の過剰摂取は健康被害の可能性があることがお分かりいただけたと思います。
一切口にしないという訳にはいかないですが、毎日食べるお菓子を選ぶときに、成分表を見てみたりと、ちょっと気を付けて欲しい注意点をお伝えいたしました。
その他にも注意すべき添加物はこちらから。