クッキーは太る?いえいえ、そうとも言い切れません。
ヴィーガンクッキーは、罪悪感とは無縁のとってもヘルシーなクッキーです。
今、ナチュラルフードを使ったヴィーガン料理が静かなブームですが、お菓子も動物性食品を使わないメーカーがどんどん注目され始めています。
ベジタリアンとヴィーガンの違い
そもそも、ベジタリアンとヴィーガンは何が違うのでしょうか?
ベジタリアンもヴィーガンも菜食主義ですが、ベジタリアンは肉類や魚介類を食べませんが、 卵や乳製品は食べます。
ヴィーガンは肉類や魚介類のほか卵や牛乳、チーズ、はちみつなども一切食べません。
肉の代用として、豆類やナッツ類などでたんぱく質を摂取します。
ヴィーガンになる人の理由はさまざまで、宗教や動物愛護、健康志向などの方が多くいます。
ヴィーガンクッキーは、ヴィーガンたちが食べないでいる卵や牛乳をすべて抜いたクッキーのことです。
ヴィーガンクッキーを真似して作ってみましょう!
本来のヴィーガンはバターもはちみつも摂取しないので、紹介のレシピはプチヴィーガンのためのクッキーです。
<しぼりだしクッキー>
★準備するもの
・薄力粉80g
・片栗粉20g
・サラダ油40g
・メープルシロップ60g
★手順
①薄力粉80gと片栗粉20gをふるっておきます。
②サラダ油40g、メープルシロップ60gを①に加え、材料をすべて混ぜ合わせます。
③絞り袋に入れて、天板に「の」の字を書く様に絞りだし、190℃のオーブンで15分焼きます。
※ナッツやドライフルーツなど甘みのあるものを使うときは、メープルシロップは使いません。様々な薬効のあるナッツ類を砕いて入れると、ヴィーガンクッキーは単なるお菓子ではなく、漢方薬に変わります。
縄文時代に出土したクッキーとヴィーガンクッキーの共通点。
縄文時代のクッキーの成分を調べると、縄文クッキーとヴィーガンクッキーには共通点があることが分かります。
ヴィーガンクッキーの原料は、小麦粉、油、シロップなどです。
出土された縄文クッキーの成分を分析した結果は、ドングリを挽いて粉にしたものに、栗やクルミなどを砕いて焼いたものでした。
ヴィーガンの方たちのために開発されたシンプルなクッキーは、古くて新しいクッキーと言えるようです。
市販で買うことはできるの?
ヴィーガンクッキーが食べたくなってきてしまった人に朗報です!
自分で作らなくても、ヴィーガンクッキーが市販やインターネットで購入できるお店を紹介いたします。
潮風のこみちクッキー
http://www.treep.jp/store/komichi/
厳選された材料から作られた、ヴィーガンクッキー。
卵・乳はもちろん使用しておらず、すべて無添加で作られた鎌倉発のクッキーです。
野菜のマクロビオティッククッキー
ナチュラルローソンなどで見たことのある方もいるのでは?
トランス脂肪酸ゼロで、朝食や午後のおやつにもぴったりですね!
動物性の食べ物を一切とらない主義のヴィーガンの方も、クルミやアーモンド、カシューナッツなどの入ったクッキーからは、脂質やタンパク質が摂取できます。
また、ナッツ類にはビタミン類やカリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛なども含まれているので、動物性のタンパク質を摂取しなくても大丈夫のようです。
多くの人が食べ過ぎが原因で、糖尿病などの生活習慣病の予備軍になっていると言います。
ゴマやカボチャの種、松の実や落花生などを使って、ヘルシーで罪悪感がないお菓子を作るようにしてはどうでしょうか?