前回の記事から大きな反響がありましたので、
今回 part2 として、注意すべきお菓子の添加物について紹介いたします。
安息香酸ナトリウム
厚生労働省では以前に、変異原性(細胞の突然変異)や発ガン性・神経障害が認められた添加物です。
単独でも毒性は強いのですが、ビタミンCと反応し白血病の原因となる物質である、ベンゼンに変化する可能性も危惧されています。また、軽度ですが、めまいや食欲不振に陥る可能性も指摘されています。
お菓子には、シロップや果実ペースト・果汁に使われる他、私たちが普段よく口にする清涼飲料水や栄養ドリンク、エナジードリンク、清涼飲料、水炭酸飲料にも使われる添加物ですので、全て摂取を禁止することは難しいかもしれませんが、できる限り気をつけていきたいものです。
ソルビン酸、ソルビン酸K(カリウム)
最も多く食品に使われる保存料である、ソルビン酸・ソルビン酸カリウムは、発ガン性があり、免疫障害、成長不順、腎臓肥大を引き起こす他、ソルビン酸は治療法が解明されていない免疫障害である「膠原病」の一因とも言われています。 発がん性物質である亜硝酸ナトリウムと一緒にとると発ガン性のリスクが高まる疑いもあります。
お菓子には、クリーム類 やシロップ、ジャム・あんこ類に使われる他、コンビニ弁当各種にもよく使われています。
できるだけ家庭で新鮮な素材を調理をすることで、保存料を少しでも使わずに済むよう工夫をしていきたいものです。
ポストハーベスト・OPP・OPP-Na・TBZ(チアベンダゾール)
日本では収穫後の柑橘類の防カビ剤の使用は認められていませんが、海外からの輸入の際に食品添加物として使用許可が出ています。
輸入された柑橘類・果物(グレープフルーツやレモン・オレンジ・バナナなどの海外から船で輸送されてくるもの)などに使われる防カビ剤であるポスト・ハーベスト・OPP・OPP-Na・TBZ(チアベンダゾール)は、発ガン性や、胎児の先天性障害、遺伝子損傷性、変異原性、染色体異常が指摘されています。
TBZの胎児の先天性障害も危惧されており、胎児に皮ごと使用するのはお薦めしません。
果肉にも成分が残留している場合もあるので、常食するのは避けた方が無難です。
(特に妊娠中の女性は、上記添加物に注意してください。 )
メタ重亜硝酸カリウム
食品成分表にただ「漂白剤」と書いていたら、メタ重亜硝酸カリウムが含まれていると暗に示されているので注意が必要です。
メタ重亜硝酸カリウムは下痢、血圧降下、骨髄萎縮、多発性神経炎をおこすことがあり、遺伝子にキズをつける性質があることが認められています。
日本では、干しあんず、干しすもも、干しパイナップル、水飴、甘納豆、むきえび、かんぴょうなどに使われており、特にオレンジ色になっている干しあんずなどは見栄えをよくするために漂白されたものですので、ぜひ無漂白のあんずを探してみてください。(無漂白のあんずは全体的に茶色みがかかっています。)
ドライフルーツはできるだけ積極的に摂取したいフルーツですが、かなり多くの品数があります。だからこそ、品質がしっかりしているものを選びとりたいですね。
アステルパーム
ダイエットタイプのコーラや食品清涼飲料水などに使われているノンカロリーの人工甘味料、アステルパーム。使用量が砂糖の約1/200で済み、砂糖の180~220倍の甘さがあり、現在、日本では340以上の食品・飲料に添加されているため、日本人なら誰でも一度は口にしているはずだと言われています。
「アスパルテームを毎日1回投与したマウスと水だけを与えたマウスを比較したところ、形が正常で直進する”元気な”精子の率は、水だけのマウスが平均25%だったのに対し、アステルパームを投与したマウスは16%前後しかいませんでした。しかも動物に影響がないとされるレベルの1/1000の量を投与しただけでも精子に障害が起きています。同じ哺乳類の人間の精子にもごく微量で影響が出そうなので、早急に使用基準を設けるべきです。」と日本薬学会で発表されたほか、アスパルテームはこれまでにも消費団体などが頭痛やめまい、脳腫瘍などの危険性を報告しています。それ以外にも失明や死亡、腫瘍、脳障害、頭痛、気分の著しい変化・皮膚のポリープ、不眠症、鬱、知能低下などの危険性が危惧されています。
アステルパームの危険性は、様々なところで叫ばれていますが、ついついダイエット中は「カロリーゼロ」や「ノーカロリー」といった商品を選んでしまいがちです。できるだけ普段の食事でカロリーの吸収を抑える工夫をしていきましょう。
食品添加物を、一切口にしないということはとても難しいです。しかし、毎日食べるお菓子を選ぶ時にちょっと気を付けて選択をするだけで、カラダの調子が少しずつ変わっていくはずです。ぜひ、少しでも成分表を見ながら、商品を購入するようにしてみてくださいね!