フィグ(いちじく)をお酒のおともに、おかし作りの材料に、そしてそのまま…。
ドライフルーツのフィグ(いちじく)が普及したことにより、
より多くの方がフィグを生活に取り入れやすくなったかと思います。
しかし、フィグ と ひとくちに言っても、いろいろな種類があることをご存知ですか?
今回は、そのうちのいくつかをご紹介します。
その前に…そもそもフィグとは…?
フィグは、不老長寿の果物と呼ばれるほど健康効果があり
ドライフルーツにすることで、皮ごと栄養を補うことができるため、ビタミンやミネラル(ビタミンB1、B2、C、 カリウム、鉄分、ペクチン)などを栄養バランスよく摂取できる果物です。
女性ホルモンを活性化し、アンチエイジングや便秘解消にも効果があります。
フィグの種類は…?
トルコ産フィグ
フィグはトルコで生まれ、世界へと広がっていきました。
トルコ産フィグは、とても大きく(5cm前後くらい)
甘く、柔らかく出来上がっており
赤ワイン・パウンドケーキにすると美味しく仕上げることができます。
ギリシャ産フィグ
ギリシャの果物は、エーゲ海の潮風、
そして太陽に強く照りつけられて作られているため、
濃厚な甘さと、柔らかめの食感が特長です。
特に赤ワインとの相性が抜群によく、
紅茶やパン・ケーキとも合わせて楽しむことができます。
アメリカ産フィグ(ブラック・ミッション)
アメリカは雨が少なく、カラッとした気候のため、
とてもフィグが育ちやすい環境が整っています。
そのため、フィグが初めての方でも親しみやすい
適度な甘さと硬さのフィグが日本に届きます。
アメリカ産フィグ(ブラック・ミッション)は
ヨーグルトに刻んで、またお菓子の材料としても
楽しんで頂くことができます。
イラン産フィグ
イチジクの成長にピッタリな、乾燥した気候・照りつける太陽が揃ったイラン。
小ぶりで甘すぎず硬い
白ワインや紅茶と相性の良い、他とはひと味違ったイラン産フィグです。
ひと口にフィグと言っても、ここにあげた4種類以外にも様々なフィグがあります。
ぜひ、様々なフィグとの出会いを楽しんでみてくださいね!