Instagramのハッシュタグで「乳製品フリー」が2,000件近くに到達するなど(2017年4月現在)
徐々に多くの方が意識し始めている「ノンデイリー(乳製品フリー)」をできるだけ、わかりやすくまとめてみました。
ノンデイリーとは・・・?
ノンデイリーとは「非乳飲料」のことを表し、牛乳や羊乳ではない植物性の絞り汁のことを指します。
さまざまな素材から作られますが、白いミルク状になることが多いため、総称して「非乳飲料」と呼ばれます。
代表的な非乳飲料は、
・大豆から作る豆乳
・ココナッツミルク
・アーモンドミルク
また、オーガニック市場が先進しているアメリカやヨーロッパでは
・ヘンプ(麻)シードミルク
・フラックスシードミルク(亜麻仁油のこと)
・ライスミルクなど
様々なノンデイリーミルクを見ることができ、これから先も
各種フレーバーミルクや新たなスーパーフードを使ったミルクが出てくることも考えられます。
なぜ、「ノンデイリー(乳製品フリー)」である必要があるの?
まず「乳製品」は、カラダに本当にいいのかという議論が
いろいろなところで問われるようになりました。
代表的な議論は
《アレルギー・乳糖不耐症について》
・アジア人、黒人等の有色人種には乳糖不耐性が多いため避けた方が良いのでは?
・乳製品に含まれるカゼインや乳糖がアレルゲンとなる事が多いのでは?
(乳糖が及ぼす影響は
http://guiltfree.jp/2966
にも記載しました。)
《カルシウムについて》
・カルシウムの吸収に必要なマグネシウムが含まれないため、カルシウムを乳製品を通して補うことは難しいのではないか?
・リンの含有率が高いのでカルシウムの吸収を邪魔してしまうのではないか?
《その他》
・乳製品は酸性だから、カラダを冷やしてしまうのではないか?
・乳製品のホルモン含有率が高いため、卵巣がんへのリスクや、乳がんの死亡率を上げてしまうのではないか
(厚生労働省なども公式に発表しています。)
といったことが近年メディアやインターネットを通して伝えられるようになり
上記のような体への害を防ぐために
「ノンデイリー(乳製品フリー)」製品へ
できるだけ切り替える方が増えてきたようです。
「ノンデイリー(乳製品フリー)」を摂取するためには?
近年、日本においても
・乳製品フリーヨーグルト
(大豆・米粉・米など)
・乳製品フリークッキー
(牛乳の代わりに、豆乳・アーモンドミルクなど)
を使ったクッキがー続々と出てきています。
日常生活においてなかなか避けることのできない
チーズ・ヨーグルトなど必要最低限の乳製品は摂取しながらも
避けられるところは避けようという流れが
数年前から、アメリカ・ヨーロッパで始まりました。
日本にもいつか上陸する時が来るかも・・・しれませんね。