「ギルトフリー」「ヘルシー」「ナチュラル」「オーガニック」といった言葉を
日本でも至るところで見るようになってきた今日この頃ですが
海外ではより「食」に特化した健康的なサービスが日々進化しています。
特に「代替肉=従来のお肉に代わる食品」にまつわるスタートアップはどんどん増え、
大きな注目を集めています!
今回はそんな代替肉ギルトフリーサービスを集めました。
①Memphis Meats
豚や牛の幹細胞を摂取し、培養することで生物学的に同一の肉=
見た目も食感も本物のお肉のようなプロダクトを提供する「Memphis Meats」。
お肉を食べる時に誰もが一度は感じたことのある生命を頂いているという罪悪感、
そして、お肉を育てる過程で必要な動物を育てるための広大な土地やえさ・水などは
(一個のハンバーガーを作るために660ガロンの水を消費しているとも…)環境破壊に繋がっているとも言われています。
また、一部では生肉は食品が媒介する疾病を起こす細菌の主要な発生源であるとも…
そこでMemphis Meatsは、動物の細胞を培養して生物学的に同一の肉を作り、
残酷さとは無縁で地球環境にフレンドリーな、食肉を提供しようとしています。
他にも、従来の肉を生産するよりも、土地や水を
約90%削減し育てることが可能だと発表しています。
2017年初頭には、培養肉のミートボールも完成。
今後の展開に目が離せません。
②Impossible Foods
植物性100%のお肉を作った「Impossible Foods」。
microsoftのビルゲイツも100億円以上出資し、
社員の2/3は科学者で、牛肉の味を作るための研究は5年かかったそうです…!
肉本体は小麦プロテイン
つなぎはこんにゃく
脂身はココナッツオイル・大豆プロテイン
色合いはマメ科の根にある「レグヘモグロビン」
を使い、コレステロールとホルモンと抗生物質ゼロのお肉が完成。
Memphis Meats同様
環境への負担を減らすことも狙いです。
先に述べた、水を減らすことはもちろん
二酸化炭素も通常の畜産の89%以上削減可能とも…
また、急激な人口増加に備え
未来に「食べる」ということに困らないように
Impossible Foodsは20年以内に
すべての肉食がImpossible Foodsに変わることを目指しています。
詳しくはこちらから
https://www.impossiblefoods.com/
代替肉にまつわる2つのギルトフリースタートアップを特集しました。
今後の展開にも目が離せません。